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シンポジウム開催のお知らせ

第2回シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの実践」

今回のシンポジウムでは、オーラル・ヒストリーを、戦後美術の研究やキュレーションに活用した事例を取り上げながら、その意義と可能性について討議します。オーラル・ヒストリーは、研究やキュレーションを基礎づける資料や方法となると同時に、将来の解釈可能性に開かれている点で、それらに限定されない価値を有しています。これまで聞き取りを数多く行ってきた学芸員や研究者の報告を手がかりに、研究やキュレーションとオーラル・ヒストリーとのあいだの多様な関係の可能性を検討します。

日時:2010年11月27日(土)  午後2時から午後5時まで (午後1時30分開場)
会場:東京藝術大学・上野キャンパス 美術学部中央棟2階第3講義室 (アクセス)
※申込不要・聴講無料

PDFダウンロード(2.6MB)


プログラム:
[基調報告1] 黒ダライ児(戦後日本前衛美術研究家)
「美術館にオーラルヒストリーは必要か」(20分)
[基調報告2] 平井章一(国立新美術館主任研究員)
「私の経験から―美術館での研究、キュレーションとオーラルヒストリー」(20分)
  (質疑応答・休憩)
[報告1] 坂上しのぶ(ヤマザキマザック美術館学芸員、本アーカイヴ)
「オルタナティヴ・スペースにおけるオーラルヒストリーの実践―前衛陶芸集団「四耕会」を例に」(20分)
[報告2] 住友文彦(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ/AIT副理事、本アーカイヴ)
「キュレーションとアーカイヴ」(20分)
[ディスカッション]
パネリスト:

黒ダライ児
平井章一
坂上しのぶ
住友文彦
加治屋健司(広島市立大学准教授、本アーカイヴ)
モデレータ―: 池上裕子(神戸大学准教授、本アーカイヴ)

※当日の都合により予告なしに変更する場合がございます。
 予めご了承ください。